社員の賃金体系はどうなっている?
カード会社の給料はどれくらい支給されているのでしょうか?
これからカード業界で働いていこうとする人にとっては、当然興味のあることでしょう。
まず、初任給について見てみましょう。
銀行系カード会社は、これまで基本的に母体行より給与は少なかったのですが、銀行の給与体系に準じているため、昇給率は良い。
バブル崩壊後では、母体行がリストラで給与カットが続く中、逆にカード会社の方が給与は多くなるケースもあると聞きます。
その影響を受けているのは、カード会社で働いている銀行からの出向組。
彼らの給与は、銀行の賃金体系で支給されているので、割りを食って損をしている。
このため、カード会社に移りたいと考えている出向社員も少なくないとか。
例えば、三井住友カードのある年の初任給は、総合職で大卒が19万7,000円。
しかし、母体行である三井住友銀行の初任給は同じ年、大卒で17万4,000円と逆転していました。
流通系カード会社の業績は好調だが、その割りに給与が抑え気味の傾向があります。
これは親会社の業績が思わしくなく、それに配慮している様子が見えます。
信販系カード会社は不良債権を抱えている会社が多いため、経営状況は厳しいです。
それでも初任給は業界の平均的な水準を出しています。
セントラルファイナンスの総合職は19万1,000円、オリエントコーポレーションの総合職は19万8,300円(地域手当含む)、アプラスの総合職が18万8,000円(首都圏手当含む)、とずれもある年の初任給を並べてみました。
次に入社後の昇給について見てみましょう。
最近では人事体系も変化してきています。
役職ではどこにでもある部課長職を廃止して、一律にマネジャーと改称しているところも多くあります。
給与体系もその流れにのるような傾向で、成果主義になり、年俸制を導入し、能力重視に変化し始めています。
例えば、クレディセゾンの初任給は、大学卒で20万2,900円、短大卒で17万5,500円(共に地域手当含む)ですが、2003年度の初任給から、能力に応じて上限3万円までの格差をつける制度を導入されました。
消費者金融会社の場合は、若手社員を高給で優遇しています。
また、若くても店長クラスになると、給与は格段にアップ!
これは、支店長の与信力が消費者金融会社の業績を支えていることが要因ですね。
一方、プロミスは東京勤務の総合職で20万6,000円と、クレジットカード会社に近い給与です。
ただし、借り上げ社宅制度などの優遇があり、可処分所得は比較的多い。
同社の2000年度の年収実績は22歳で386万円、30歳で505万円、35歳で696万円と、他の業種と比較すると高水準に位置しています。
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