ポイント競争激化
激しい競争を勝ち抜くためにカード各社は、サービス充実に力を入れています。
なかでもポイントサービスではあの手この手で、しのぎを削っています。
カード利用でポイントを蓄積して、それに応じて様々な景品に交換できるサービスは、ポイントプログラムともいいます。
景品にはマグカップからキッチンタイマー、財布などの小物から図書券、商品券、アミューズメントパスポートなどの様々なアイテムがあり、女性を中心に人気があるそうです。
しかし、このところ利用者の目は厳しさを増すばかりで、これまで通り横並びのサービスをつづけていたのでは、生き残れないでしょう。
そこで、各社が取組み始めたのが、カード利用者に応じて累積したポイントを他社のポイントと交換する「ポイント移行サービス」です。
ポイントは交換の対象先を増やす事で、顧客メリットを高めて囲いこみを埋めようとの戦略ですね。
例えば、あるカードで貯めたポイントをドコモのクラブドコモポイントに交換すれば、携帯電話の機種変更時の割引に使えます。
JALのマイレージバンクのマイルと交換することで、無料航空券と交換できたりします。
さらに、ポイントサービスは、ICカードの登場で利便性を増しています。
ICカード専用にIC加盟店での買い物利用時に充当できる「Plet's(プレッツ)」(JCB、UC、UFJ)が登場したほかに、「Vポイント」(三井住友VISAカード)、「Dポイント」(DC)などがあります。
顧客にとっては、ポイント利用の幅が広がると共に、バラバラに持っていた小額ポイントを集めて、希望先の物と振り返ることも可能になります。
「Vポイント」は、店頭端末でICチップに記憶させ、景品交換ではなく、どこの加盟店でも共通で料金割引に使えるのが特徴です。
DCカードも伊勢丹や東急百貨店など大手百貨店と提携し、ICカード専用ポイントを開始しています。
たまったポイントを店舗の専用端末でICチップにダウンロードし、その場で各店が発行する商品券に交換できます。
同社のポイントは三井住友カードと規格が共通なため、いずれ両社はポイントに互換性を持たせる計画もあるといいます。
一方では、普通一年間しかない有効期限を2年に延長したり、クレディセゾンの「永久不滅ポイント」のように、ポイント有効期限を永久とするなどリスクを冒してでも、ポイントの有効期限を延長する傾向が顕著になってきています。
一度使ったポイントを再度使える「復活ポイント」のようなサービスも現れました。
ただ、ポイント原資は即コストとして収益に跳ね返るだけに、利便性ばかりを考えても限界があるのはじじつですね。
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